朔たちが言ったことが本当なら、尚更部屋を変えてもらわないと申し訳ない。
「ねぇ蓮、こんな良い部屋じゃなくて、もっと狭い部屋がいい。私にこの部屋は勿体無いよ」
すると蓮は舌打ちをし、朔たちを睨みつけた。
「余計なことを言うな。由美は気にしないでいい。ほら、寝てろ」
蓮は朔たちに文句を言った後、私に布団を被せて頭を撫でた。
「そうだね、必要な物はそろえておくから寝てようね」
「う……はーい」
朔の口調は優しいが、目が笑っていない。
さっきは呆れたような表情だったのに……蓮の味方になっちゃったよ…。
怒られたくないので、大人しく横になる。
そういえば生活費ってどれくらいになるんだろう?こんないい部屋だから……。


