「車椅子って、この移動のときだけじゃないの?」 「しばらくは借りるつもりだよ。良くなって必要なくなったら返しに来ればいいんだってさ」 そうだったんだ………便利だなぁ。 でも、ここまででよかったのに……私の自由が減る。 「お待たせ~」 「待たせて悪かったな」 遅れて到着した海斗と陽は、海斗の荷物を取りに行っていた。 2人が乗り込むと車は蓮の家に向かって出発した。