「なら早いとこ準備して出て行こうか。
それと、由美ちゃんの親に連絡をした方がいいかな?」
朔は律儀にも私の親に連絡を入れるか迷っていたようだ。
「連絡?しなくていいよ………怪我ぐらいで騒ぐような人達じゃないからね」
あいつ等がこれくらいで心配をするわけがない。
「そっか……じゃあ陽たち準備を手伝ってね」
触れられたくない事だと感じ取ったのか、それ以上聞いてくることはなかった。
「はーい」
「ああ」
「俺も」
陽と蓮が動き出すと、海斗までも準備をしようと動き出した。
「いや、海斗も安静にしてないと…」
「その通りだよ、3人いれば十分」
朔に不要だと言われ、不貞腐れちゃった。


