「……じゃあ、お願いします」 ここはお言葉に甘える事にした。 出来ればあいつ等のお金は使いたくない。なら、蓮に生活費を払ったほうが安く済む。 「では、退院でいいですね?」 「はい」 「分かりました。手続きはしておきますので、いつでも準備が出来てからで構いません」 「ありがとございました」 「いえ、失礼します」 退院だと確認すると、先生はニコニコしながら出て行った。