「結果は……血液検査で異常が見られました」
その言葉に皆が険しい顔をする。
「貧血ですね。
ですが運ばれてきてから今まで、それ相応の処置は行っていたので貧血としてそこまで酷くはありません。
しばらく安静にしていれば大丈夫でしょう」
皆して医者の言葉に振り回されてるよ。
強ばっていた身体の緊張を解いた皆を見て、クスクスと笑ってしまい、蓮当たりから変な目で見られた。
「ありがとうございました」
「いえ、それと退院を望むのでしたら、絶対安静ですが退院はできますよ」
朔がお礼を言うとニッコリと微笑んだ先生は、退院という選択肢を教えてくれた。


