検査室では色々な検査が行われた。 ……だいぶ良くなったけど、皆に心配かけちゃったな…。 ぼんやりとそんな事を考えていると、ナースの1人が顔を覗き込みながら話しかけてきた。 「神崎さん、終わりましたよ」 やっとか………長かった。 私は寝たままストレッチャーで運ばれていく。 検査室を出ると、ドアの前の壁に蓮がもたれて待っていた。 「大丈夫か?」 「ん、心配かけてごめんね」 「そうか……」 微笑みながら返事を返すと、心底安心したように肩の力を抜いた。