「わわっごめんね………傷大丈夫?」 引き剥がされた陽は、慌てて私の怪我の様子を伺ってきた。 「うん、少し動かしちゃっただけだから」 「見せろ」 私は大丈夫と言ったのに、信じられなかったのか包帯越しにだが怪我を確認してきた。 「……大丈夫だな」 蓮が安心して肩を落とすと、朔と陽もホッとため息をついた。 「良かった。ごめんね」 「うん、気にしないで」 今の陽は耳をペタンと倒した犬みたい。 可愛い……。