Light of hope Ⅰ【完】





「それを聞いて焦った………だが逃げきれて良かった」



蓮は私の頭をポンポンと撫でながら微笑んだ。



だけどそれも束の間、すぐに険しい顔になって訊ねてきた。



「それと、どうして逃げ切れた?海斗が言うにはかなりの人数だったんだろ」



「え?それは……



『ガララッ』」



言いかけた言葉は、扉が開く音に遮られた。



誰?と思い、そちらへと視線を向ける。



「いつもに見たいに元気出しなよ」



「だってゆみりんが目を覚まさないんだ……も…ん」



入ってきてこちらを見た陽と目が合い、陽は固まってしまった。



それを不思議に思った朔もこちらを向く。



「えっと、久しぶり?」



3日も寝ていた実感がないので、疑問形になってしまう。