Light of hope Ⅰ【完】





じゃあ、これがダメなら…。



私は撫でていた手で、蓮の頭を叩いた。



そんな私の行動に困惑した表情で顔を上げる蓮。



「由美?……どうし…



「あのね、私はこれくらいの怪我はどうだっていいの。



今回の事で責任を感じてるんだったら、次をなくせばいいでしょ?分かった?」



……あ、ああ」



急に怒り出した私に驚いたのか、戸惑ったように返事をした蓮。



よしっ、頷いたね。



無理矢理ではあるが頷いたのを見て、また蓮の頭を撫でる。



「ああ、次は絶対にない。今回は悪かったな」



そう言うとまた抱きしめてくる。



蓮の腕の中は安心できる。さっきの言葉を否定するように首を横に振りながら、身体を預けた。