Light of hope Ⅰ【完】






近づいてきた団体の中から1人の男が、ニヤニヤと不気味に笑いながら出てきた。



「銀狼さんよ~、前の時は下の奴が世話になったなぁ」



そう言う男の後ろに控えている男の顔には見覚えがあった。



確か蓮達に会った最初の頃、コンビニで絡まれた男だ。



「てめぇ等、琥珀か」



「せーかい……って事でお姫さまを頂こうか、総長が欲しがってるんでね」



この集団の中で1番偉い奴が私を上から下まで舐めまわすように見てきた。



……こいつの瞳は腐ってる、こんな奴には見られたくもない…。



「誰がてめぇ等なんかにやるか」



「ふーん……じゃあ、お前等痛めつけてやれ」



男が控えていた男達に指示を出すと、一斉に襲い掛かってきた。



「海斗、無理だって!」



「無理じゃねぇ、下がってろ」



海斗は私を後ろに庇いながら1番手前にいた男を殴り飛ばした。



やっぱり海斗は強い…だけど、この数は……。