Light of hope Ⅰ【完】





「で、なんで陽と由美ちゃんが一緒にいたの?」



元に戻った朔は、陽に視線を送る。



「同じクラスで隣の席だったんだよ!」



「そっか、これで探す手間が省けたね」



「あぁ」



………探す気だったんだ。



たっちゃんの言った通り、逃げるのは無理だったか。



「おい!!俺は認めねぇぞ、女と一緒になんかいたくねぇ!」



そんなやり取りに反発した青髪男はものすごい形相で睨んでくる。



するとそれを見た朔は深いため息をついた。



「ごめんね?こいつは、藤堂 海斗(とうどう かいと)。見ての通り女嫌いなんだ」



「ふーん、よろしく海斗」



「クソ女、名前で呼ぶんじゃねぇよ」



「私はクソ女じゃなくて神崎 由美。よろしく」



海斗の悪口を受け流し、一応自己紹介をする。



「ふんっ、よろしくなんかしねぇよ」



「そう?まぁ、どっちでもいいけど」



実際こちらもよろしくなんてしないし、嫌ってくれるならちょうどいい。