「これ美味しい」
「そうか?こっちも美味いぞ……食うか?」
イチゴ味のかき氷を食べながらポツリと感想を溢すと、海斗がレモン味を差し出してくれた。
「うん、ありがと………あ、こっちも美味しいね。はい海斗もどうぞ」
「サンキュー……うめぇな」
かき氷の食べ合いをしている内に蓮達が見えてきた。
「あーっ!!いないと思ったら、かき氷食べてる……いいな~」
皆のところへと戻り、さっきまで座っていたビーチチェアに腰をかけると、頬を膨らませていじけた陽が駆け寄ってきた。
「イチゴ味で良ければいる?」
「やった!いる~」
かき氷を差し出すと、瞬時にご機嫌になった陽の口まで運んであげる。


