「ゆ、由美に同感っ」
「ああ?てめえ等なめてんじゃねえぞっ!」
私の言葉と笑った海斗を見て、更にキレた男が殴りかかってくる。
「おせぇんだよ、ノロマ」
「ぐはっ」
海斗はかき氷で両手が塞がっているため、相手の拳が当たる前に蹴りを食らわせると、男は外の砂浜まで飛んでいった。
「おー、結構飛んでいったね……ありがと海斗」
「いや、遅くなって悪かったな」
助けてくれたのに、遅くなったと申し訳ないという顔をする海斗。
「ううん、遅くなんてなかったよ……かき氷もありがとう」
「おう」
微笑みながらかき氷を受け取ると海斗も安心したように笑い、かき氷を食べながら蓮達のところへと戻るため歩き出す。


