「朔、たこ焼きくれ」 そんな私たちを見て苦笑をしていた海斗と朔だったが、海斗は空腹の方が重大だったのか、既に注文をしていた。 「はいはい、由美ちゃんは?」 そんな海斗を見習い、私も気にしないことにした。 「うーん、じゃあ焼きそばで」 「はい、どうぞ」 「ありがと」 焼きそばを受け取って膝に置くと、やっぱり暑いし邪魔なパーカーが気になって、ファスナーを下ろそうと手を添えると、蓮にその手を握られながら睨まれた。 ……横暴すぎる。