「はあ、行きたくないけど行こっか」
陽が歩き出したため、その後を追う。
「はいはい、邪魔だよ」
陽が女の人を追い払いながら先へと進み、海斗は女嫌いなため、近寄らないようにその道を歩いていく。
するとこの集団の中でも特に目立っている女の人が近づいてきた。
近づいてくるたびに、海斗の手が震えていく。
「ねぇねぇ君、一緒に遊ばない?」
そう言って手を伸ばしてくる女の人の手が海斗に触れる既で、2人の間に入った。
「何あんた……邪魔なのよ、どいて!」
「邪魔なのは貴方。そんなパンダメイクにスカンクみたいな香水って男も引くでしょ」
顔を歪めて憤慨する女の人に思ったことをそのまま言い放つ。


