Light of hope Ⅰ【完】





「はぁ、美味し」



かなり喉が渇いていたからか、ペットボトルの半分まで減ってしまった。



残った水をチェアの横に置くと、目を輝かせた海斗が話しかけてきた。



「由美、泳ぎに行こうぜ」



「ん、そうだね」



もう家で水着は着てきたから、後はパーカーを脱ぐだけだ。



なのでパーカーは脱いでビーチチェアに掛けておいた。



皆は買い物の日に尾行してきたから、水着はどんなのか知っている。



それにも関わらず、何故か店での時と同じように顔を赤く染めた海斗と陽。



「由美、似合ってる」



「ふふっ、ありがと」



蓮に褒められると、お世辞でも嬉しいと思う。



だが、そんな蓮の顔も薄らとだが赤く染まっている……ような気がする…?



加えて蓮の後ろにいる朔がどうしても気になる。



……何であんなに笑いを堪えてるの?



多分蓮を見て笑ってる?朔の笑いのツボってよく分からないんだよね。