「どうして下へ行った?」 陽の抱擁から解放され、いつものソファーに座ると、私の隣に腰を下ろした蓮が低い声で聞いてきた。 「起きてこの部屋に来ようと思ったんだけど、下から音が聞こえたから……好奇心に負けて見に行ったの」 「そうか」 「なぁ、音って結局何だったんだ?」 蓮は納得したように頷いたが、海斗は私と同じようにその音の正体が知りたいようだ。 やっぱり気になるよね。