「い、いえ……た、ただ話をしてただけです」 「あ”ぁ?」 「蓮、本当だよ。……信じてくれないの?」 少し甘えた声で首を傾げ、下から蓮を上目使いで見る。 こうすれば大抵の男は言う事を聞いてくれると言った、來ちゃんを信じて。 「な!?っーー分かった」 蓮は顔をほんのりと赤く染め、そっぽを向いてしまった。 「ふふ、ありがと」 本当に効いたよ……流石來ちゃん。感謝しなくちゃね。 「いや、部屋に戻るぞ」 「うん、じゃあまたね」 私は毅に挨拶だけすると、そのまま蓮に連行された。