「わわわっ、やばいですよ」 「うーん、よく扉が壊れなかったな」 「いやいや、扉の心配してる場合じゃないですって」 「そうだね。………おはよー蓮」 慌てる毅に笑いかけながら、ズカズカと階段を下りて来る蓮に挨拶をする。 蓮は私の挨拶を無視してこちらまで近づいて来ると、私の腕を引き寄せ、その逞しい腕で私を包み込んだ。 「てめぇ、何してやがった」 低く鋭い声で毅を責める。