下に降り、音がしたであろう場所へ向かうと1人の男の子がバイクをいじっていた。
しばらくその様子を見ていたが、かなり苦戦しているようで渋面を作っている。
何かヤケになって力任せになってる……それじゃあハマらないよ。
「大丈夫?」
「え?うわぁッ!!」
バイクを触っている男の子に近づき声を掛けたら、お化けでも見たように驚かれた。
「それがはまらないの?」
そんな反応にちょっとショックを受けながらも、普通を装う。
「え?はい………そうですけど、何でここにいるんですか?」
そっか、まだ結構早い時間なのに、ここにいるから疑問に思うよね。


