Light of hope Ⅰ【完】





「私が泊まれる部屋ってあるの?」



「1室空きがある」



そんな急には無理でしょ……と思っていたけど、これは泊まりになりそうだな。



「はぁ、分かった」



今日のたっちゃん達の所為で心配をかけちゃったし、拒否をする理由もないし……まぁいいか。



「ごめんね?蓮の我が儘に付き合ってもらって」



蓮の我が儘………案外そうかもね。



蓮を見てため息を零す朔に苦笑しつつ、私もそちらへ視線を移す。



だが、当の本人は雑誌に目をやってこちらをまるで気にしていない。



「ううん、ちょっと楽しみでもあるから」



うわべではあまり気が進まないと見せているが、実際楽しみだったりする。
素直に喜ぶのは少し気恥ずかしいのだ。