「じゃあ始めるよー」 ゲームの準備を終えた陽の合図で乱闘の始まりだ。 「由美、そこでジャンプして下ボタン」 「うん。……やったッ、当たった」 横から聞こえた指示通りに素早く操作すると、見事陽の操るキャラに直撃。 海斗様々だ。 「うーむむむ、反撃だ」 「おら、こっちだぞ陽」 「あ、やばいー!!ああぁぁぁ」 陽が私にやられている隙をついて、海斗が遠くまで吹き飛ばした。 「あははっ、陽落ちたー」 「ザマーミロ」 海斗は意地悪な笑みを浮かべながら陽を見た。