「倉庫に泊まらせる」
來ちゃんの言葉に納得しない蓮は、私を倉庫へ泊めるとまで言い出した。
「………もう勝手にしてくれ」
何を言っても私を放しそうにない蓮に呆れ、2人は路地を出て駐車場へと向かう。
朔たちも一緒に歩き出したため、蓮も舌打ちをしてその後に続く。
「由美、何かあればこいつらでも潰してやる。だから遠慮なく言えよ。………じゃあな」
ベンツへと乗り込む寸前、蓮達を見て不敵に笑うとショッピングモールの駐車場を出て行った。
「倉庫に行くぞ」
2人の乗るベンツが見えなくなると蓮の一言で皆が動き出す。
すでに待機をしていた見慣れたワンボックスカーに乗り込み、倉庫へ向けて出発した。


