Light of hope Ⅰ【完】





「俺らはキスなんてしてねぇよ。寸止めだ」



「………本当か?」



來ちゃんの言葉を聞き、険しい表情を少し緩めて尋ねてくる。



「うん、そうだよ……あれ何のためか分からなかったけど、キスに見せたかったんだね」



「まぁ、そういうこった」



「誤解が解けたなら、由美は連れて帰るぞ」



たっちゃんの何気ない言葉に蓮はまた機嫌が悪くなった。



「……倉庫に連れてくからいい」



「はぁ…あのな、お前は連れて行きたいかもしれねぇが、1日買い物で歩き回った由美は疲れてんだ。だから家に帰すんだよ」



全く放そうとしない蓮にたっちゃんは呆れたため息を1つ溢す。