「い、いい様にやられたな、來」 「うるせぇ、クソいってぇ」 來ちゃんが悶え苦しんでいるのを見て、指を差しながら肩を震わせて笑っている。 そんな呑気な2人に対し、蓮達は凄く警戒をしている。 蓮の腕の中に収まった私は蓮が後ろに下がり、陽と海斗が前に出た事によりたっちゃん達と離れてしまった。 「ねぇ蓮、大丈夫だから放して?」 「無理だ。さっき襲われかけただろうが」 有無を言わせない鋭い瞳で見てくる蓮に、タジタジしながらも負けずに事情を話そうとする。