Light of hope Ⅰ【完】





まずは、陽がたっちゃんへ殴りかかる。



「ははっ、タイマンで勝とうなんざ無理な話だな。俺はそんなに甘くねぇ……よっ!!」



たっちゃんはそれを軽くあしらい、背中に蹴りをいれた。



「っーー」



その間に海斗が來ちゃんと私の方へと来ようとするが、たっちゃんが陽を蹴った勢いのまま回し蹴りを繰り出す。



「ぐぅっ」



時間にして僅か数秒、たっちゃんの手によっていとも簡単に陽と海斗の幹部2人が地に伏した。



「なっ!?」



「………」



朔は信じられない物を見たように驚いたが、蓮は尚も2人を睨みつけている。



「ふーん、呆気なかったな」



そう言うたっちゃんに抗議しようとしたが、口を來ちゃんに塞がれ出来なかった。



「んんっ……」



そんな2人の行動の真意が分かったので、少し抵抗するフリをすると來ちゃんはよくやった、とでも言うようにニヤリと笑った。