「あいつ等は楽しませてくれるだけの力量を持ってんのか?」
「どうだろうな…まぁお楽しみだな」
何をやるつもりですか。……喧嘩をする時の顔付きになってるよ。
嫌な予感しかしない中、2人は店で会計を済ませるとショッピングモールを出て、薄暗い路地へと入って行く。
「ねぇ、何をする気?」
「黙って待ってろ。すぐに終わる」
それだけ言うと、來ちゃんは路地の壁へと押さえつけてきた。
………意図が読めない。2人が何を企んでいるのかさっぱり分からないよ。
黙っていろと言われたため、無言で2人を見つめて意図を読もうとしていると殺気を含んだ怒声が路地の入口から聞こえてくる。
「てめぇ等、由美を放せっ!!」
そう蓮が叫ぶとそれが合図のように、皆が殴りかかってきた。


