Light of hope Ⅰ【完】





「どーすんの、アレ」



「うん?どうもしねぇ」



いや、ヤバイでしょ………店員が困ってるじゃん。



ここの店長らしき人物が蓮達のテーブルに近寄り、困り顔の朔と話し込んでいる。



「じゃあ、これはどうだ?」



來ちゃんは悪戯っ子のように笑い、私の腰に腕を回して抱き寄せてきた。



それとほぼ同時に、銀色に光る物騒な物がこちらへと飛んできた。



今度は3つ、何だろうと思いながらも確信があるその物を確認するために、來ちゃんの手に収まるそれを見ると、



「………フォークとナイフは投げるものじゃないでしょ」



ナイフが1つとフォークが2つ。



こんな物投げるなんて、何を考えてるの?下手したら刺さって大怪我だよ。



「や、やべっ腹いてぇ」



「面白いぐらい反応してくれるなぁ」



「どーしよ……」


こんな状況にも関わらず能天気な2人を余所に、私が頭を抱えて悶々と悩んでいると、2人はいいことを思いついたようで、不気味にニヤリと笑い合っていた。