Light of hope Ⅰ【完】





「由美、動くなよ?」



「うん?」



何の事か分からず首を傾げると、來ちゃんは私の頬に手を添え、顔を近づけてきた。



必然的に顔が近くなるが、何がしたいのか分からず聞こうとすると、何かが來ちゃんに目掛け飛んでくる。



それを受け止めるために私から離れた來ちゃんが手を上げると、その手の中には飛んできたものが収まっていた。



受け止めたそれは……タバスコだった。



「………何でタバスコ?」



「ククッ、大分キレてるんじゃないか?」



タバスコの飛んできた方は、たしか蓮達が座ったところのはず………。



脳裏にどす黒いオーラを放ち、睨みつけてくる蓮が想像できてしまったため、そちらを向こうとした顔を不自然に逸らす。



「おもしれぇー、俺もやろっと」



今度はたっちゃんが、來ちゃんと同じ事をし始めた。