「視線がうぜぇな」
「まぁ気にしなければそれまでだ。とりあえず昼だし、喫茶店でも入るか」
「うん、デザート食べたい」
私達はショッピングモールの中にある喫茶店に入った。
もちろん蓮達もその後に続き入ってきた。
備え付けられていたメニューを見ると、全部美味しそうに見えてくる。
うーん……どうしよう。ケーキもいいけどパフェも捨てがたい…。
散々悩んだ結果、フライドポテトとチョコパフェに決まり、呼び出し用のベルで店員を呼ぶ。
「はぁい。ご注文をお伺いしますぅ」
ベルが鳴るなり、ものすごい勢いで飛んできた女性店員はたっちゃんと來ちゃんに、媚びるような視線を向けながら猫なで声で注文をとる。
……凄い俊敏な動きだこと。おっと、そんな殺気立った視線を送られてもねぇ。
たっちゃん達と一緒にいる私は、その店員にとって邪魔な存在らしく、たっちゃん達に向けるような視線ではなく、憎しみのこもった鋭い睨みを送られた。


