そういえば海に行くって決まったはいいけど、水着どうしよう……。
たっちゃんか來ちゃんのどっちかに聞こう。多分電話には出てくれるだろうし、かけてみるか。
「蓮、ちょっと電話してくる」
「あぁ、倉庫から出るなよ」
「うん、部屋から少し離れるだけだよ」
携帯を持ち部屋から出て、アドレス帳からたっちゃんを探し、電話を掛ける。
プルルルルッ プルルル『プツッ』
《俺だ。由美どうした?》
「突然で悪いんだけど、買い物について来てくれないかな?」
《はは、デートのお誘いか?喜んで受けるぞ》
分かっているくせに、からかってくるたっちゃんにイラっとしながらも、事情を話す。


