「あぁ、悪かった………巻き込んで」 「ううん、私が勝手に首を突っ込んじゃったから、気にしないで」 「あぁ」 今の海斗はいつものような嫌味を言って来ないほど弱っていた。 ここまで弱るんだから、かなりのトラウマがあるんだろうな……あんなに女嫌いになるほど…。 「ごめんね?勝手に追い払って…」 「いや、助かった。……サンキュ」 「ふふっ、どう致しまして」 初めて言われた海斗からのお礼が嬉しくて頬が緩む。