「はは、クズはアンタだろうが」
女を嘲笑い、声を低く鋭くし放つ。
「身体を売る?ふざけんなッ!!海斗はお前の道具じゃねぇ!!」
「っーコイツをどう扱おうが文句を言われる筋合いはないね…だって、コイツの母親ですもの」
最初こそ怯んだものの、どうだといわんばかりの自信で言ってくる。
それに海斗が一瞬ビクッと反応したから、コイツは本当に海斗の母親なのだろう。
だが、
「馬鹿か、関係ねぇ……母親だからって海斗の意思を無視して、身体を売らせる権利はねぇよ」
私より何年も長く生きているはずなのに、こいつの異常な非常識さに呆れてため息が漏れる。
「な!?っーー調子に乗ってんじゃないわよ!!」
そう言い、真っ赤な顔をして手を振り上げた。
あぁ、いつかの女達と同じだな……。


