「コレが懐かしいもの?」 「……うん、大切な思い出」 「そういえば、前に総さんが言ってたね……大切な物だって」 まだ、ここに残ってたんだ………。 これは私にとって凄く大切な日々の象徴。 「見つかって良かったね」 「うん!!」 懐かしい物を見れた喜びと、残っていたことの嬉しさから自然と笑みが溢れる。 「探し物も見つかったし、メニューを決めようか」 「何にしようかなー?」 朔がメニューをテーブルの中央に広げると、陽が身を乗り出して食いつく。