「……遅すぎ」 ここにいるのは私を含まずに5人、その拳をひたすら避ける。 流石に暴力は後々面倒なことになるから、出来る限り我慢しないと…。 「な、何で当たんないのよ」 当たらないことに苛立ってきているようだが、止める気配はなくきりがない。それにこの狭いトイレで避け続けるのは無理がある。 そう思い、リーダー格の女の拳を掴んで軽く捻り上げる。 「痛っ!放しなさいよ!!」 女たちからさっきの余裕は消え去り、怯えた様子が伺える。 ふーん、自分がやられるのは怖いって?…馬鹿げてる。