「そう?」



「うん、考える事が皆と違ってるから」



……初めて言われた。



けど、陽の目にそう映るってことはそんなに変わってるのか…何か複雑だな。



喜んでいいのか分からず、首を傾げると、



「由美ちゃん、お昼は何がいい?」



会話が終わったのを見計らって、朔が受け取った袋の中を見せながら聞いてくる。



お昼…本当はいらないけど、食べないと怒られそうだし…。



「うーん……あっ、これでいいや」



私が選んだのはゼリー飲料。それもラッキーなことに、いつも私が好んで食べているグレープ味。