Light of hope Ⅰ【完】





海斗に言い返そうと口を開いたが、横から急に腕が伸びてきた。



「………由美、眠いから膝貸せ」



「また?まぁいいけど…」



会話に入らずに寝ていると思ったら、寝心地が悪かったのかいつの間にか目を開けていた。



そんなに気に入ったのか…。まぁ、コンクリートよりはマシだと思うけど。



そんな蓮と私のやり取りを食い入るように見つめる3人。



「え、そんな仲になったの?てか、また?」



「蓮ずるいっ。僕も膝枕やって欲しいよ」



そんな仲ってどんな仲?



「今日、車の中で眠かったみたいだから膝を貸しただけだよ?」



それだけ言い、朝のように蓮の髪をわしゃわしゃと触る。



「ふふっ、気持ち良い……ふさふさ」



そんな光景を皆して呆然と見ていた。