Light of hope Ⅰ【完】





「おせぇ……」



「良かった……無事だね」



「鈍感女の所為でこっちはいい迷惑だ」



屋上の壁にもたれていた蓮は聞かされた通り不機嫌で、朔と海斗は幾分疲れているように見える。



この短時間で何があったんだ?



「由美、こっちに来い」



自分の隣を指しながら、呼んでくる蓮。



「………分かった」



何で?と思ったけど、蓮の機嫌があまりにも悪いのでゆっくりと近づく。



「……何でこんなに遅かった?」



素直に隣に座った途端、グッと近づかれて問い詰められる。



「えっと……入学金が未払いだったみたいで……その話だったの」



適当に思いついた嘘を吐く。