「てか、朔が頭良いのは予想できたけど…蓮って頭良かったんだ」
「あ?どーゆうことだよ」
ポツリと本音を漏らすと睨まれるが、気にせず思ったことを口にする。
「いや、馬鹿そうに見えたからさ」
「れ、蓮が馬鹿そうって……そんな事言えるの、由美ちゃんぐらいだよ」
朔は壺にはまったようで、肩を震わせて笑いを堪えている。
「俺が負けた……おい、何点だったんだよ」
未だに項垂れていた海斗が急に顔を上げる。
点数?………いくつだっけ?
「んー?陽、覚えてる?」
「うん、たしか498点だったと思うよ」
さすが、よく人の点数まで覚えてられるね……私はそういうのに無頓着だからなぁ。


