昇降口に着くと、とても不機嫌な総長様がいた。
「お待たせ」
「おせぇ」
未だに眠そうな蓮はそれだけ言うと目を閉じてしまう。
「…どうだった?」
「僕は225位で、補習なしだったよ」
「そう、良かった」
補習の有無を心配していた朔は表情を緩める。
倉庫では自業自得だよって視線を送ってたけど、やっぱり仲間思いなんだね。
「朔達はどうだったの?」
「ん?蓮が1位、僕が2位……」
「俺は42位だ!」
海斗は自信満々にこちらを見てくる。
「……お前はどうだ」
目を閉じていたため、聞いていないと思っていた蓮が聞いてくる。
「ああ、1位だったよ」
蓮も1位なんだから普通か……と思い何気なしに答える。
「………は?」
「……由美ちゃんって頭良かったんだね」
「はぁ!?俺、負けたのかよ…」
えー、そんなに馬鹿に見えるかな?
でも、海斗に勝てたから気分がいいや。


