そんな私をちらりと見、

「・・・そんなにいや、なわけ?」

と、少しふて腐れながら私の腕をぐい、と自分の方に寄せる。

ぐいぐいっ

「いやじゃないけ・・・てか引っ張りすぎ制服伸びる」

「・・・・。」

「・・・(無視ですか俺様くん・・)」
少し反撃というものをやってみるかな・・・!!

と、


反撃を目論んだバチが当たったのか、少し前の方に崩れるように
・・・・私は小さな石に足を引っかけてしまった。

「うわ、」

「・・・・っは・・!?」