「、だから。秘密にするからいう事聞けって言ってんの」

お前はバカか?とでも言いたげに眉を下げる。城野く、やっぱりやめた。城野!
何でそうなんの?
キレたいのはこっちだから
''ヒミツ=いうこと聞く''とか有り得ないし。

「(お前のほうがね、)」

私は盛大なる溜息をもらすと目の前の城野に視線を向ける

「何? 秘密は嫌? それともいうこと聞くのが嫌?」

「後者ですが、」

「気に入った★」

「___(マジで、)有り得ないでしょ汗」

「有り得るんだって。はい、決まりー」

反論し続けている私をよそにニコニコと笑う城野

あぁ、厄介な奴に知られてしまったm(。-_-。)