「どうして僕なんですか?」


「ははは。昨日、栗原から聞いたぞ?

お前が『凄く中央委員になりたい』って言ってたらしいな。」


_いってねぇーよっ!



小学校からの付き合いの栗原 弘人(クリハラ 『ヒロト』)

同じクラスでサッカー仲間でもあり、俺の本性を知っている唯一の親友

アイツめ。俺に面倒な事任せやがって・・・チクショウッ!

ここは仕方ない。

”優等生”として、やってやろう。

「あ、はい。明日からですね?」

にこやかな表情を崩さないように言った。

「そうだ。じゃあよろしくな。」
ホッシィは俺を見て満足そうに頷く。

「では。さようなら。」

「おォ。気をつけてかえれよ~」



「失礼しましたぁ。」