「おい、遅いぞ?何してたんだぁ?」

「すみません、黒板消しの手伝いをしてました。」

優等生スマイルを付け足して、俺はホッシィに謝る。

すると、いつものようにホッシィが許してくれた。

「おぉ!そうかあ!やはり城野は優しいんだな。」

「そんなことないですって、先生と同じようにしているだけですよ(ニコ」

「嬉しいなぁ」

ガハガハと笑うホッシィ

...ハッキリいわせてもらうと、ゴリラみたいに見えるんですけど。




「先生、用事ってなんですか...?」

「あ、そうそう。明日から中央委員やってくれるか?
女子の方は適当に明日決めてくれていいから、頼むぞ!」

、ハァ?!

何故、俺が・・?

中央委員とは、クラスの学級委員長のことだ。

しょっちゅう居残りして学級日誌とか書かなきゃなんねーから、
なりたくなかったんだよな・・・