明の学校が終わって、車のなかで俺は

 明を待っている。



 待ちくたびれて、眠い。




 いつもより早くにきてしまった俺は

 だんだん目が閉じようとする。



「アキ君っ!」



 
 ビクッー!!




 その声で一気に目が覚めた。