青空バスケ―another story―


振り返ると、ハル君が息を切らしながら立っていた。


……分かったんだ。

あたしがここにいること……。


ハル君なそのままあたしに近寄ると……ギュッと力強く抱きしめた。


「ハル君っ………」


一度は止まったはずの涙が……また流れてきた。


七年振りの……ハル君の温もりだった。


「……会いたかったよ、俺も」


耳元でハル君の声が聞こえる……。


ずっと……七年間、あたしが夢見てたこと。


「っ……ハル君……っ!」


あたしが抱きしめ返すと……更にハル君が強く抱きしめる。


少し苦しかった……けれど……今までとは違う、嬉しい苦しさだった。