「まじや!俺早くなったよね?由紀!?」

興奮しながらたくみは由紀ちゃんの肩を叩きながら聞く。

「いてぇな。まあ、1年の頃よか早くなったな…まあ、俺には叶わねえけど?
俺、部室いってくるわ」

いつもの俺様な由紀ちゃんに
いつもたくみは負けてしまう。


由紀ちゃん…

いつからそんなに走ることしか
考えなくなっちゃったの…?