「翔先輩が来るまでに目標は150流しを終わらせる。俺と柚は今日用事があるから、早く終わらせるぞ!」

由紀ちゃんはみんなの前でそういうととっとと準備に入った。


「柚先輩、斎藤先輩と付き合ってるんですか?」
後ろから声が聞こえ、
振り向くとちっちゃな男の子…じゃなくて、
翔先輩の弟、浅原颯斗(アサハラハヤト)がいた。
「颯斗くん…そんなんじゃないよ?参考書買いにいくだけ。」

そういうとどこかほっとしたような颯斗くんは
走ってどこかへいってしまった。