チリリリリリ…

ん…もう朝か…

「柚?起きな遅刻するぞ?」

「ん…もうす…え!?」
飛び起きると目の前には由紀ちゃんが…

「なんで、由紀ちゃんが?」
「その呼び方やめろ。俺が女みたいじゃないか。それに窓開けっぱなし」

私が窓をみると確かに由紀ちゃんの言う通り窓があいている…


「でも勝手に人の部屋はいらないでよ。
女の子の部屋に…」

「俺はお前を女と思ってない。その乱れた服装どうにかして早く学校いくぞ」

そういわれてじぶんの格好をみると
パジャマのボタンが外れて下着が見えそうになってる…

「っこの、変態!とっとと出てって!」

そう言って私は由紀ちゃんを
部屋から追い出した…

由紀ちゃんのバカ…
私はこんなに由紀ちゃんのこと…
好きなのに…

悲しい気持ちになりながらも

ぼそぼそと着替え始める

下の階からはママと由紀ちゃんの話し声が聞こえてくる

早くいかなくちゃ…