<<直してみたよ★>>
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「おはよー!」
私、いちご。高校2年生。
明るくて元気だけど、ちょっぴりドジな女の子。
今日から2学期なの。
文化祭ももうすぐだし、楽しみだな~!
私はわくわくしながら、下駄箱でクラスの友達にあいさつしていた。
――ドンッ!
「いたっ!」
そのとき、誰かがうしろからぶつかってきた。
うわぁ……。
そこにいたのは、長身で、モデルも顔負けってくらい整った顔立ちの、超イケメン。
こんな男子、うちの学校にいたんだ……。
「なに、見とれてんだよ?」
「ほえっ!?」
「俺にホレたか?」
……はぁぁ!?
「ほ、ホレるわけないでしょ!? バッカじゃない!?」
なによ、このナルシスト男―っ!!
そう言いながらも、私は、自分の胸がドキドキと高鳴っていることに気づいていた。
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